山口県の小さな島,祝島のひじき,入荷しました
□前回すこし紹介させていただきました黒いものですが,それは山口県の祝島のひじきでございます。
祝島は瀬戸内海にある小島でびわと漁業が有名ですが,ひじきもかなり有名です。
今回そのひじきが久しぶり入荷しました。
東海市出身のミュージシャン髙橋さんが原発反対運動に参加を発端として当地に移住した際に,ひじきを紹介していただき,当店で販売したのが4・5年前でしたが,ようやく再び販売することができました(新しい取引先「祝島マルシェ・あとみの店」さんは髙橋さんからの紹介)。
送料を節約して,すこしでもお値打ちに提供させていただけるように大量に入荷となりました。
祝島のひじきは,既存のひじきの概念がかわってしまうほど,おいしいです。
その理由は,「あとみ」さんから送付していただきましたリーフレットの紹介にゆずるとして,簡単に紹介させていただくと,
・新芽である2月に収穫
・鉄の釜とたき火で煮込む。
・天日干し
この3点にあるのではないかと思います。こうして祝島では昔と変わらず鉄釜と薪、天日干しと、一つ一つの工程を手作業で丁寧に作っています。鉄分やミネラル分が多く、薪で炊くことによりふっくらと風味豊かなひじきに炊きあがっています。そうしたひじきを自然の日光で乾燥させるのですからおいしいのは当然かもしれません。
食べ方は以下のとおりになります。
①約20分間水でもどす。
②すすいで不純物をとりのぞく。
③軽くしぼり,適当な大きさにカット
してサラダ・煮物にどうぞ。
軽く煮るだけで十分です。
※柔らかいので煮すぎご注意。